中仕上げ　讃岐産（香川）観音寺青砥　　最上！

貴重な讃岐産の観音寺青砥です。此の石は開業当時、香川県内に有る砥石屋から
観音寺青砥を扱いませんかと依頼が有り試供品として1丁だけ届きました。
其の後、此方も色々有った事も有り観音寺砥石に気付き連絡を取った所、既に遅しで
ホーム頁は閉鎖をしていて電話も繋がりませんでした。
観音寺青砥石は明治10年（1878年）大久保 利通が主催した東京上野公園
で行われ海外向けに行われた「内国勧業博覧会」に出品された事が記録に
残っています。凡その推測ですが採掘場所は香川県三豊市財田町財田上で
採掘されていた様です。閉山時期も不明・・・此処の石の特徴は丹波産の
青砥に近いですが非常に細かい砂の粒子が混ざっています。
砥ぎ感は堅くも無く、さらさらとした砥汁が出て刃を下し易い。
宮町青砥と丹波青砥の中間的存在。入庫不可・・・